BOIについて

BOI(タイ国投資委員会)について


BOIとは、「 Board of Investment 」の略語で、
日本では一般的に「タイ国投資委員会」として認識されています。
この「タイ国投資委員会(BOI)」では、タイ国の投資推奨法という法律に基づき、
「奨励条件・業種の決定や変更」「投資の条件やインセンティブの決定や変更」などを行っており、
そしてタイ国内市場における巨大投資案件の審査・審議などを主に置かれている組織であります。

タイ進出されている日系企業様の中で、特に製造業の場合、ほとんどがBOI企業として認定されています。

BOIが掲げる6つの目的


2015年、BOIはバンコクから遠い地域での経済活動を推奨するゾーン制度を廃止し、
新たに新投資奨励政策を実施しました。
今まではバンコクから車で1~2時間などの工業団地などで恩恵を受けられるという条件でしたが、
2015年以降はエリアでの恩恵ではなくなり(投資奨励地域を除く)、
業種別での恩恵付与となり、タイの競争力を加速させる業種やエネルギー事業、
地方経済の活性化に主眼をおいた恩恵を追加した。

【新投資奨励政策の6つの目的】
①国の競争力を向上させるための投資を推奨する。

②持続的成長を目的に、省エネルギーや代替エネルギーなどの環境を重視した事業を推奨する。

③サプライチェーンを強化するため、各地域の可能性に一致する投資クラスターの創出を推奨する。

④地域内の安定に繋がる地方経済を強化するため、南部国境県での投資を推奨する。

⑤近隣諸国、ASEAN経済共同体との将来のため、特別経済開発特区、国境地域での投資を推奨する。

⑥タイ企業の競争力を高めるため、タイからの対外投資推奨する。


※タイの投資振興の根幹をなしているのが、投資奨励法であり、
この奨励法の実施責任を担当しているのが、タイ国投資委員会です。
また、タイ国投資委員会の決定事項の事務的な担当を行っているのが投資委員会事務局と呼ばれ、
案件の審査など様々な活動を行っています。
BOIの認可が下りると様々な恩恵が付与されますので、タイ進出の際は必ず確認をする必要がございます。

では、実際にBOI取得する際にどのような恩恵が得られるのか? 次を見てみましょう。

BOIによる恩恵について


BOIの認可が受かれば、様々な恩恵が与えられます。

具体的に申し上げますと次のような内容があります。

< 基本恩典 >

◆機械や原材料及び必要資材の輸入関税・法人税の免除
◇運送税や電気・水道代の税額控除
◆外国人の専門家・技術者の就労ビザ・労働許可証の取得手続きの簡略化
◇外資による土地の所有許可
◆外資の外国への送金許可

そして、タイ産業発展に貢献する投資を推奨するため、貢献度により追加恩典も付与されます。

< 追加恩典 >

【① 地方分散への貢献 】
一人当たりの所得の低い20県に立地する場合、
1.法人税免除の3年間追加。8年間法人税免除のグループA1/A2の業種は、5年間追加で50%減免となる。
2.輸送費・電気代・水道代の2倍までを10年間控除。
3.インフラの設置・建設費用の25%を控除。

【② 産業地区開発への貢献 】
推奨された工業団地、または工業地区に立地する法人税免除1年追加。
(※アユタヤ、ロジャナ、ナワナコン、アマタナコンなどの主要工業団地はこれに該当する。)
(※ただしB1・B2グループは除外される。)

【③ 競争力向上への貢献 】
研究開発(国内の外注、海外にある機関との共同研究開発)が最大200%の免税をうけられる。
その他にも以下のような技術・開発での貢献であれば、100%の免税(投資費用に関する%)を受けられる。

・BOIが同意する技術
・人材開発基金
・教育機関
・専門訓練センター
・国内で開発された技術のライセンス料
・高度技術トレーニング
・ローカルサプライヤー(タイ資本51%以上)の開発
・技術トレーニング・BOIが同意する製品及びパッケージの設計


(※A1グループの場合、追加のの恩典を受けることができない。)
(※A2グループの場合、メリットがあれば、投資費用を免税上限に追加することができる。)

その他BOIに関する詳細情報

弊社のBOIに関する申請代行、検討・支援事項その他専門家との提携事情など、 主な代行費用についての詳細は下記ページをご参考下さい。

≫BOIの申請代行について